ココロノイロ

初期ブログタイトルに戻しました

長澤知之NO4@LIQUIDROOM(2009/11/19)

先週、長澤くんのワンマンに初参戦してきました。
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長澤知之 Nagasa・Oneman 4
【日時】 2009年11月19日(月・祝)
【会場】 LIQUIDROOM 
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やっと念願のというか、どうしてもっとはやく実現させなかったんだろうと思った。LIQUIDROOMは1000人規模で、私は整理番号200番くらいだったから、近くで見れたよ。
今日のははっきり言ってレポにはならない。もうね、あの曲がよかった!とか言うレベルじゃないんだ。実況中継みたいに詳しく書くことなんてできないし、そんなのやりたくない。どちらかというと自分の中に留めておきたい感じなんだけど、もう行ってから時間経ってるし、ずっとそのままで何もしないのもアレなので、行ってきたということを記録しておく。

ライブが始まる前、外は冷たい雨で手がかじかむほどだったのに、ライブ中はずっと手に汗かいてた。熱気のせいなのか緊張のせいなのか・・・両方だね。
ステージに立つ長澤くん、嬉しさのあまり戸惑っているように見えた。相変わらずお喋り苦手でかわいかった。
演奏中、流れる汗が黒い髪をつたって光るんだ。それが照明に当たるとすごくキラキラして、とても綺麗だった。また彼のことをセクシーだと思ってしまった。

しかし、ギター上手いなぁ。長澤くんって、さりげなくギター持ってるように見えるけど、実はものすごく指が動いてたりしてるんだよね。それを見てるとドキドキする。歌う表情と手の動き、どっちを見ていいのかわからなくなって、今回もまたウィンクを見逃した。
前回のオーキャン@ステラボールと同様、ライブ中は圧倒されっぱなしで、拍手する以外はほとんど動けなかった。私はもともと目に見えるような楽しみ方で音楽聴くタイプじゃない。なんか自分でも変だと思うけど、周りがクレイジーになればなるほど一人冷めるんだ。大勢の中に溶け込めない私、みたいな構図(笑)腕を上げたり、ジャンプしたりすると、無理してしまうから楽しめない。あんまり動かないけど、でも心はしっかりと、いつも以上に動いてた。とにかくすごかったよ。すごく楽しかった。

時間が長く感じられたな。普通、退屈だとか苦痛な時間は長く感じるっていうけど、そういう意味じゃなく逆な意味で。こんなこと、初めてだ。もう、なんていうのかな。一瞬たりとも見逃せないって状況の中に長時間いると、時の感覚がわからなくなるんだ。息をちゃんとすることさえ忘れてしまいそうになるほど、見入ってしまってた。すごい吸引力。ふと我に返って、ヤバイ、もしかしたら新幹線の時間過ぎちゃったかもって時計を見ると、まだ全然余裕だったりした。周りの若い子に比べたら全然動いてないのに、帰りはフラフラだった。酔っ払いの如く。肩で息しちゃうくらいゼーゼーしながら家路についたのです。軽く発作だよ(笑)
その日の夜は、なかなか眠れなかったな。体は疲れてても、心が働きすぎてしまうと、うまく寝付けなくなるんだ。やっとウトウトしたかと思ったら、朝は早すぎの時間に目が覚めてしまった。完全に寝不足の次の日は、浸る間もないくらい忙しく仕事してたけど、昼休みとかふと前日のことを思ったりすると、涙がうるっと出てきて危なかった。

長澤くんのライブってさ、後の余韻がすごく長く残るんだよね。私はこれまでこんなに長く余韻を味わえたことはない。自分の範疇を超えた出来事との遭遇。予想外の、想像以上の満たされ感。今はまだまだ深い余韻の中にいて、どこか非現実的な毎日を送ってる。ほんとに行けてよかったな。またすぐにでも行きたいよ。できればその前に、まだ音源化してない曲たちをCDにして届けてくれることを期待しちゃうけどね。

セットリストはmobitomoから拝借。すぐ教えてくれて、いつも助かるわ~

【SET LIST】
1.EXISTAR
2.神様がいるなら
3.真夜中のミッドナイト
4.Blue Blue
5.ラヴソング
6.幻覚
7.新曲
8.RED
9.狼青年
10.植木鉢
11.三日月の誓い
12.24時のランドリー
13.長い長い五時の公園
14.スリーフィンガー
15.どうせ陽炎
16.俺のアレ
17.P.S.S.O.S.
18.零
19.茜ヶ空

~アンコール~
En1.回送 (弾き語り)
En2.僕らの輝き (弾き語り)
En3.ねぇ、アリス
En4.マンドラゴラの花