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つきのいろ

音楽のはなし(旧ブログより移行中)

【Live】長澤知之NO7B@新宿(2012/10/08)

長澤知之 Live

昨日の今日で、今回のレポは早いです。

 

長澤知之 Nagasa・Oneman7 Band Ver.
【日時】 2012年10月8日(月・祝)
【会場】 新宿BLAZE
【開場/開演】 17:00/18:00

 

 今年から新たなメンバーを迎えている長澤バンド。ドラムに秋山さんが戻ってきたー!!もうそれだけで嬉しかったな。今だから言うと、新年早々に見た編成には「うーん・・・」という感じだったんだけど、今回は最初から最後まで安心して見ることができた。

 

選曲に新鮮さがあったな。珍しい曲、もしかしてバンドで聴くの初めてかも!?な曲がいくつかあって。特に「片思い」やってくれて嬉しかったなぁ。あとは「消防車」と「Blue Blue」
実はここらへん普段あまり聴かない曲たちなんだけど、バンドでだったら聴きたいなって思ってたんだよね。

 

【今回のバンドについて】

リズム隊、抜群の安定感。秋山さんのドラム、やっぱり大好きだ。あんなに涼しげな表情して叩いてるけど、すごいドラミングだなぁって素人目でもわかる。長澤バンドに秋山さんのドラムは必要不可欠だと思う。

 

新投入のキーボード。個人的に興味津々でした。これまでの4人 → 5人編成になることにちょっと驚きがあったんだけど、長澤くんの曲(音源)は音が厚いから、キーボードを入れたのは良かったと思う。鍵盤にしかできないことってあるもんね。

 

コーラス。今年に入ってからの課題でしょうか。長澤くんの声が重なってる音源でのイメージが強すぎるせいか、むしろ音源での聴き所のひとつはこのコーラスだと思っているんだけれど、それをライブで見せるのはやはり難しいことなのかなぁ。正直、そこはいらないんじゃないかな・・・と思ってしまうところがいくつかあった。

 

そして、バンドが大きくなったからなのか、今回長澤くんのエレキの見せ場がなかったような・・・長澤くんのギターの音、あんまり聞こえなかったなぁって。私が居た場所の問題もあるのかな?

 

で、一番驚いたのはお客さんだった(笑)あの異様な盛り上がり。これはほんとに長澤ライブなの?と思ってしまうくらい、これまでのとは違ってて戸惑った。私は突っ立って見てきたから、あの雰囲気にものすごく違和感があったというか。前も書いたかもだけど、周りが熱狂的になればなるほど冷静になってしまう自分がいて、ちょっと居心地悪かったかも。私は一段上がったとこで見ていたけれど、途中から俯瞰で見てしまってた。不思議でたまらなかったんだ。でも、男性客が結構多くて、しかも年齢層広い感じに見えて、それが嬉しかった。

 

特筆すべきは本編よりもアンコールかな(笑)やはり私は弾き語りの方が好きだからなのか、アンコールの曲に心動かされた。ゲストの益子さんとの「幸せへの片思い」、そして「コーデュロイ」

なんだろう、神聖な場所にいるような気分になる瞬間が何度かあってね。益子さんが出すあの音、不思議ですね。フワフワ、キラキラしていて。あと、キーボードの伴奏だけで歌う「カスミソウ」も良かったなぁ。アンコールラストのバベルは2回やった。文字通り2回。1回目最後までやったのに、終わってすぐもう1回やってもいいかって言い出して。歌詞を間違えたのが納得行かなかったらしい。カメラ入ってたからそのせいもあるのかしら?(笑)

 

【総括・・・というより個人的感想色強し】

全体的に言えば「楽しい」ライブ、音楽を楽しむライブだったと思う。長澤くん自身も楽しそうだったしね。バンドメンバーともコミュニケーションしっかり取れてるんだなと感じたし、長澤くんのオーラというか佇まいが、「ひとりでステージに立ってるんじゃない、5人で立ってるんだ!」という感じがしたな。MCにも緊張感は見られなくて、リラックスしてるようだった。

 

ただ、楽しさと感動は別の話で。あ、もちろん私の場合はであって、イコールの人もいると思うんだけど・・・例えば大好きな「茜ヶ空」、この日のこの曲から何か感じたものがあったかと言えば難しい。SEVENの中で特に好きな「センチメンタルフリーク」も、弾き語りが良すぎるからなのか、自分の中にまで入ってきてはくれなかった。

 

この曲のここが!!っていうダイジェスト的な記憶が、あまり残っていない。この夜のパフォーマンスは、心にまで届いて響く、刺さる・・・みたいな感覚はなくて、音を体に浴びる、纏うという感じだった。

 

今回、ライブ後の余韻を味わえなかったのもそのせいかな。わりと気持ちの切り換えもすぐ出来て、普通に寝付けたし。これにはちょっと寂しくなった。終わってからも、自分から離れてはくれないあの感覚、あれは弾き語りの時しか味わえないものなのかな?ううん、バンドの時もあったはず。

 

なんだか開演前の自分の状態がその日のライブから得るものを予感しているような気がした。この日は全然緊張しなくて、体調も悪くならなかったんだ。私の心が硬化していただけなのだろうか。

 

ライブで見てた虹は、普段空に架かる虹を見るときと同じあの距離感だった。そしてそれは終演と共に見えなくなった。触れられないまま、消えてしまった。

 

命を削ってライブしてる(歌ってる)ように感じていたこれまでのパフォーマンスとは違い、今を生きるために歌っているような、そんな気がした。

虹を刻んで生きる。そこには、明日へ続いていくだろうと思わせる力強さも感じる。楽しむということは今を生きること。このバンドバージョンのライブでは、そんなことを感じさせてくれた。

 

しかし、今年の長澤くんは新しいものを色々見せてくれるね。せっかくソロとして活動してるんだもの、メンバーチェンジ(笑)を思いっきり楽しんで、いろんな長澤バンドを作って欲しい。人が変わればバンドも変わる。同じ曲でもいろんな色を付けられる。その可能性を探っているところなのかなぁ?私も、それを楽しめるような心でいたい。

 

【SET LIST】

1.夢先案内人
2.あんまり素敵じゃない世界
3.消防車
4.THE ROLE
5.JUNKLIFE
6.スリーフィンガー
7.センチメンタルフリーク
8.はぐれ雲けもの道ひとり旅
9.決別
10.ラヴソング
11.明日のラストナイト
12.片思い
13.されど木馬
14.EXISTAR
15.神様がいるなら
16.どうせ陽炎
17.真夜中のミッドナイト
18.Blue Blue
19.茜ヶ空

~アンコール~
En1.マンドラゴラの花(弾き語り)
En2.幸せへの片思い(with 益子樹)
En3.コーデュロイ(with 益子樹)
En4.俺はグビ(弾き語り)
En5.カスミソウ
En6.バベル
En7.バベル ←