つきのいろ

音楽のはなし(旧ブログより移行中)

【Keyword】 ドアノブ

間があいてしまったけど、キーワード(第3回)をやります。今回からは、あまり詳しく書かないようにします。その方がいいような気がするから。

今回の対比曲は、長澤くんの「風を待つカーテン」とBUMPの「太陽」
この2曲には、主人公が部屋に引きこもっているという共通点があるにもかかわらず、そこでの違いが明白で、とても興味深いです。曲の雰囲気でその違いがわかるかな。「風を待つカーテン」はキラキラしていて希望が見える曲。ある種の神聖ささえ漂う。「太陽」は閉塞感があるというか、もう暗くて暗くて、BUMP曲の中で最も暗いんじゃないかな?って思うくらい。
それだけでもじゅうぶん楽しめるのだけど、注目してもらいたいのは [ ドアノブ ] の描写。主人公の精神が象徴されているように見える。

部屋は汚いけど ドアノブは綺麗だよ
だから詩を書くんだよ 「哀しくない」と 「哀しくない」と         
長澤知之 「風を待つカーテン」 2007/10/03 mini album 『P.S.S.O.S.』
二度と朝には出会わない 窓の無い部屋で 動物が一匹
ドアノブが壊れかけていて 触れたら最後 取れてしまいそうだ
BUMP OF CHICKEN 「太陽」 2004/08/25 album 『ユグドラシル』

この抜粋箇所はそれぞれの曲の冒頭で歌われているからまた不思議。私はこのドアノブの対比を見てるだけで、わーって思っちゃうんだけど、どうかな?この描写は、完全に引きこもった状態を表していて、泣けてくるポイントでもあるよね。あと、部屋に窓があるかないかというのも気になるところです。(「風を待つカーテン」では、窓がある部屋。「太陽」は窓の無い部屋。)私は、部屋を心に見立てて、それぞれの曲を聴いています。

「風を待つカーテン」のことは昔レビューを書いたので、自分なりの解釈がある。でも「太陽」はまだ感覚的なままで、言葉にするのが難しい。
光の在りかを思ってる。
やっぱり長澤くんってタフだなぁ。是非聴き比べてみてください!

 

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(2016/02校正)