つきのいろ

音楽のはなし(旧ブログより移行中)

第3の波

近頃は専らsyrup16g中毒。意外にも長澤クラスタから興味を示してもらえる機会があったので、今日はレビューでもなんでもない、ただの文章を書きたいと思います。

 

私がシロップを聴き始めたきっかけはBUMPです。BUMPファンの間では有名な、藤くんがコーラスで参加している「水色の風」、この曲がはじまりでした。当然ながら、シロップが解散してしまった後のこと。ボーカル&ギターで、楽曲を生み出す五十嵐隆氏の消息が全く不明だった数年間の、その終わり頃(2012~2013)に、私は彼らの音楽に触れることになりました。(よって、私は新参者。生粋のシロップファンとは視点のズレた聴き方をしているのかも。)

 

既発のアルバムたちを少しずつ集め、その中からお気に入り曲を見つけては繰り返し聴く、という楽しみ方をしていた最中。去年、syrup16g再始動のお知らせが舞い込みます。もうライブを見ることも、新曲を聴くことも叶わないバンドであったシロップが、また同じメンバーで再結成されたわけです。その吉報からそんなに待たずに新譜リリースとツアー。ここで初めてシロップのライブを観て圧倒されます。こんなにすごいスリーピースがあったのかと。そして今年も5月に新譜と、つい先週ツアーが終わったばかりという状況。今は、同じ時を生きられるという不思議さと幸せを初めて味わっているところです。

で、これまた幸せなことに、私の中で勝手に別の面白い楽しみ方もできてしまっています。なんと、シロップのベーシストであるキタダマキ氏が、最近の長澤楽曲へ参加しているという偶然。
以下、キタダさんが参加している長澤曲です。

【キタダさん参加の長澤楽曲】

『SEVEN』 (2012/06/06)
 ・ あんまり素敵じゃない世界

 

『黄金の在処』 (2013/11/06)
 ・ GOODBYE,HELLO
 ・ スーパーマーケット・ブルース
 ・ そのキスひとつで
 ・ 無条件幸福
(・ あんまり素敵じゃない世界)←『SEVEN』と同じ
 ・ STOP THE MUSIC

 

『長澤知之Ⅲ』 (2014/11/25) 
 ・ 只今散歩道
 ・ 享楽列車
 ・ シャウト
 ・ そこ
 ・ そこぬけ

2012年の「あんまり素敵じゃない世界」をきっかけに、最新2作はメインのベーシストと言っても良いくらい、多くの曲に参加されていることがわかります。恥ずかしながら、キタダさんがシロップのベーシストだと認識したのは、長澤くんの楽曲への参加でお名前を拝見したとき。はじめは女性かと思っていたくらいで(笑)、調べてみたらシロップのメンバーだということがわかり、え!普段聴いてるあのシロップのベースの人だったの!?と驚いたのを覚えています。しかも私と同郷ときたら俄然応援する気持ちが強くなるってもんです。

 

それにしても、この頃にはもうこうなることは決まっていたのかしら~なんて今更ながら思っちゃいますね。だって、長澤くんの「あんまり素敵じゃない世界」とBUMPの「ゼロ」の虹にひょえーってなってるとき(過去ブログ参照)、キタダさんはその「あんまり~」に参加してるわけで。私が気付くのが遅かっただけで、ちゃんと伏線が張られていたのね。←ほんとか(笑) 

去年の秋にリリースされた『長澤知之Ⅲ』の中に、どうしてもベースが気になる曲(「享楽列車」)があり、この音はキタダさんじゃないかなぁなんて思いつつ、クレジットを調べてみたら、やはりキタダさんで。同じ年の夏、先に出ていたシロップのアルバムを熱心に聴いているうち、キタダさんのベースの音を認識できるようになったっぽいです。素人の私がわかるくらい、すごいベースってことなんでしょう。

そういえば、数年前の、長澤オンリーからBUMPとの二股生活に突入した際の釈明会見(過去ブログ参照、笑)では罪悪感があったんだけど、私も汚れた大人になったということなのでしょうか。この度シロップにハマっても、懺悔の気持ちは微塵も湧きませんでした(苦笑)長澤くんもBUMPも好きな事に変わりはなく、三角関係どころか四角関係みたいな構図になってしまっている現在です。三者三様で非常に面白いです。

 

(2016/02校正)